食中毒ニュース&トピックス
給食センター職員15人が歓送迎会で食中毒、急遽給食中止で6500食を廃棄
平成21年4月21日の中日新聞によると、岐阜県瑞穂市給食センター職員が同市内の料理店で出された料理を食べて食中毒にかかり、市教委は20日、食中毒発生の恐れがあるとして、市内の全小中学校と幼稚園などに配る給食調理を中止した。
この影響で同日は午前中だけで授業、保育を打ち切った。
市教委と県によると、17日夜にセンターの歓送迎会が同市内の仕出し料理店で開かれ、職員38人が参加。
刺し身や牛肉冷しゃぶなどを食べた。
週明けの20日に10人が下痢や嘔吐(おうと)などで欠勤し、出勤した5人も同様の症状を訴えた。
市教委は午前10時すぎに給食中止を決定。
中止は22日までとし、弁当持参への協力を保護者に呼び掛けた。
センターでは、市内の小中学校と幼稚園、保育園計20園・校の給食約6500食を調理しており、20日に調理した分はすべて廃棄したという。
県は同店を24日まで営業停止とした。
同店では16日夜にも市内の中学校職員の会合があり、ほぼ同じメニューを食べた36人のうち28人が嘔吐などを訴えた。