食中毒ニュース&トピックス
大量に調理した給食などに多いウエルシュ菌が発生、長野のスキー場
平成22年1月28日の毎日新聞の記事によると、飯田保健所は27日、長野県内のスキー場にあるレストランでカレーライスを食べた児童102人が腹痛などを訴え、患者からウエルシュ菌が検出されたと発表した。
全員快方に向い、入院患者もいない。
同店のカレーが原因の食中毒と断定し、同店を27日から4日間の営業停止処分にした。
保健所によると、20日、スキー教室に来ていた飯田市立小学校2~6年生(8~12歳)の男女226人が昼食にカレーライスと福神漬けを食べた。
このうち102人が同日午後以降に発症。
この日はほかに同店でカレーを食べた客はいなかった。
カレーは二つの大鍋で19日に調理、20日に加熱して児童に提供した。
ウエルシュ菌はカレーやシチューなどを大釜で大量に加熱した際、かき回さず中心部が無酸素状態になると活発に活動するという。