食中毒ニュース&トピックス
佐賀で食中毒症状、展示会のお弁当で黄色ブドウ球菌が患者7人から検出
平成22年3月16日の朝日新聞の記事によると、福岡県久留米市保健所は15日、佐賀県鳥栖市で12日にあった展示会で出された弁当を食べた、大分、熊本、佐賀各県の60~80代の男女計19人が嘔吐や下痢などの症状を訴え、食中毒の疑いがあると発表した。
このうち大分県の60代の女性1人が入院したが退院予定で、他の人も全員快方に向かっているという。
久留米市保健所によると、症状を訴えたのは大分県10人、熊本県7人、佐賀県2人。
いずれも久留米市と福岡県内の飲食店計8店が作った弁当を12日昼に食べたという。
中身は煮物や魚の白身フライ、ポテトサラダなどで、展示会に参加した約500人に提供された。
これまでに大分県の患者7人の便から黄色ブドウ球菌が検出されており、同保健所などは原因を調べている。